令和7年1月下旬に熊本県内で解体建物を利用して、震災における倒壊建物からアクセス訓練。
翌日は、福岡県内で木造ブリーチングに纏わる座学を半日実施しました。
九州の各県及び近畿地方からも参加していただき、連日で約100名が集結致しました。
まだまだ発展途上の分野であり、次の震災までには浸透させ、救える命は必ず救う。そんな気持ちでこれからも邁進続けて参ります。次回の九州開催もそんなに遠くはないようです。


木造ブリーチングとは、、、、、
建物倒壊時の #ブリーチング ( #Breaching )は、大規模災害の際に、建物の壁や床などの障害物を破壊して通路を作る作業を指します。これは、要救助者の救助やアクセスの確保のために重要な技術です。
特に日本家屋においては、木造家屋でのブリーチング技術が求められます。過去の震災から今回の能登半島でも求められた技術です。
まずは、倒壊した建物の状況を評価し、最適なブリーチングのポイントを見つけること。これには、建物の構造、安全性、要救助者の位置などを考慮する必須があります。
救助資機材は、身の回りにある資機材で対応するわけで特別に必要とする資機材はありません。
能登半島地震でも、市民同士の共助によって救出された事例もあるほど。
もちろん、我々にとって医療機関との連携は必須です。
ただし余震が継続する中、作業を行う前だけではなく常に安全を確保する必要があります。これには、周囲の安定化、防護具の着用、緊急退出(待避・退避)経路/場所の確保が含まれます。
救助作業中の安全確保が最優先です。自己の安全を確保した上で、効率的かつ迅速に救助活動を進める必要があります。




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